ニコンAF28-70mmF3.5-4.5D (1992年9月発売)
ニコンレンズは1992年、Dタイプレンズを発売します。 カメラはF90が同時に発売されます。 この28-70mmは前年に発売されたSタイプレンズをDタイプ仕様にしたものです。 ロゴは全てプリントのチープな仕様ですが、 レンズに手抜きは見られません。 恐らくF90のキットレンズであったのでしょう。 マウントこそ金属ですがシリアルナンバーは 目立つ所には刻印されておりません。 7群8枚構成。 重量355g 最短撮影距離0.4m 発売時価格:45.000円 |
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355グラムという重さは、軽すぎず丁度良い。 またフイルター径も52mmでコンパクトです。 このようなプラスチックを多用したレンズが、 この頃から非常に多くなってきます。 もちろん、頑丈な大口径レンズもあるわけで 棲み分けが出来てきたとも言えるでしょう。 |
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まあニコン党にも恐らく人気がないこのレンズを 実は随分と探していたのです。 理由は、光学性能です。 某テストレポートによるとすこぶる性能が良い。 それでずーっと探していたのです。 こういう普及型のレンズは誰もが使うものだから、画質に妥協は許されないのです。ボケとかなんちゃらはどうでもよいのです。つまり兎に角良く写らないとカメラが売れないのです。 コストを徹底的に削っていますが、光学性能はそれなりに頑張るのです。 実はそんな拘りがニコンだったりします。 それは、昨今のエントリー機のレンズにも生きています。 ニコンレンズは、高くても安くても写るのです。 |
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このレンズは見かけのチープさとは違い、内容は濃い。なんと複合型非球面レンズを使用しているのです。 よって解像度が良いと巷では評判なのです。 実写テストではまずまずの写り。と言うのは雨天で野外テストができなかった。開放のボケはそれなりです。 後ボケは素直ですが、前ボケはややがさついて硬いようです。 APSに装着すると42mm相当なので標準並みに使えます。タムロンSP28-75mmF2.8は大きく重いので、 28mm域の比較がしたい処です。 |
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