カメラマン必携のレンズ 2010.3.4


あはははは。わしじゃよ。


じつは、ニコンのレンズで心に引っ掛かっているレンズがあったので述べてみよう。
それは

VRズームニッコールED80-400mmのことじゃ。VR機能が搭載されたニコン初のレンズなのじゃ。知ってたか。

お値段は税込 \259,350 今ではさほど驚かないが、このレンズは2000年11月頃の発売となっておる。
いやはやもう10年も経っておるのだよ。
しかしニコンのカタログから消えることはない。

それが不思議に気にかかっていたのじゃ。

じつは、このレンズを開発した設計者は他界されたのだそうな。
わしはその事実を知って愕然とした。
と同時に、このレンズがカタログから消えない訳がわかったような気がした。

ニコンは元来レンズメーカーであり、多くの有力な設計者がニコンのレンズを世に送り出してきた。
彼らのお陰で写真が撮れるといっても過言ではないのじゃ。

ニコンVRレンズの礎がこのズームレンズだったのじゃ。
わしが写真家として、このレンズを使ってみたいという衝動にかられたのは言うまでもない。

わしが残すのは写真ぐらいしかないが、設計者はレンズを遺すことができたのじゃ。
ニコンと言うメーカーはなんと実直なメーカーであることかのう、頭がさがるのじゃ。

そんなわけで、わしの買うべきレンズが決まってきたような気がする。まさにカメラマン必携のレンズなのじゃ。
まあ、食い物をつめてでも手に入れなければならんだろうのう。
あはははは、やせるぞ。


ニコンのレンズがなかなか新しくならないのは、
どうにもレンズの設計がきわめて優れていて変えようがないというのが本音なのかもしれない。
レンズを調べれば調べるほどそんな気がしてくるのじゃ。
レンズに収差は付き物だが、収差を無くすだけがレンズの設計ではないのじゃのう。じつに難しいのじゃ。

VRズームニッコールED80-400mmは10年も前の設計のレンズなので、
恐らく諸性能は最新型のズームには及ばないかもしれない。当時はデジタル一眼レフカメラも600万画素そこそこの時代で
あったのだからのう。
ニコンがこのズームをいかに信頼しているかがわかるというものじゃ。

あと、35mmレンズを探しているのだが35mmF1.4というのがとても気になるのじゃ。
開放1.4と明るいのに口径が小さい。よって、ねじが52mmと小さいのだ。
これはニコン一流のこだわりで、フイルターやフードを兼用できるように無理して設計したものと言われている。

わしてきにはレンズの大きいのが好きなのじゃが、大きいと高いので悩むのじゃ。
あ〜買えない買えない。買えないぞよ。




だもんで今日は寝る。
またじゃ。

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