ミノルタα7700i(1988年発売)
ミノルタのカメラはとても優秀で、
ニコンやキヤノンより人気があったのを知っているだろうか。
一世を風靡したミノルタですが、もう存在しないのです。
ミノルタα7700iです。 横幅がありますがボデイは比較的薄めです。 曲面を多様し、 プラスチックではありますがチープな感じはしません。 グリップ廻りやバッテリー廻りの損傷が多いのは 止むを得ない所でしょう。 グリップは変色が激しく、 この個体に限らず一番劣化が目立つ点です。 ボタンやレバーが多く操作性は良いとは言えません。 標準ズームレンズは。AF35-105mm F3.5-4.5 New。 |
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見ての通り、 ダイヤルが一切なくボタンとレバーだけです。 音は大きめでカメラらしい感じがします。 ファインダーはマットですが、 とても見やすくピントがはっきりわかります。 古いカメラですがオートフォーカスもまずまずです。 20年以上前のカメラですが、 普通に使えるのには今更ながら驚きを覚えます。 プラスチックボデイ恐るべしです。 |
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液晶がスラントしていて独特の風貌があります。 カメラの見た目は悪くなるが視認性は増す。 それが結論のようです。 このように軍艦部をスラントさせるタイプは、 ペンタックスなどにも見られました。 プログラムAE、絞り優先AE、シャッター優先AE、 マニュアルが可能。 Pボタンを押すとワンタッチでプログラムに移行するのは便利。 最高速1/4000秒。視野率92%x94%、倍率0.84倍。 連写毎秒3コマ。 重量590g。(ミノルタ資料より) 発売時価格 \85,000 (クオーツデート) 標準ズームレンズ:AF35-105mm F3.5-4.5 New。 発売時価格 \41,000 |
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α8700iとα7700iは、見た目では分かりにくいです。 8700はガンメタリック塗装なので、高級感がありますが。 |
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世界初のオートフォーカスカメラはコニカC35AFです。(1977年11月30日発売) 一眼レフは各社が開発発売しましたが、 一眼レフおいて市場を席巻した最初のカメラはミノルタのα7000(1985年2月発売)でありました。 あまりにも有名な話です。 ミノルタの資料には「世界初の本格的35ミリAF SLRカメラ カメラグランプリ'85、インターカメラ国際賞、 ヨーロピアン・カメラ・オブ・ザ・イヤー'85受賞」とあり、 「世界初の本格的35ミリAF SLRカメラ」とのコメントがあります。 α7700iは1988年5月に発売されています。 |
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TOKYO PHOTOGRAPH by shayuzin
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