α350 レンズ資産の活用 2     2008.4.29

デジタル時代になり、旧来のレンズはもう駄目なのかと思われる人も多いでしょう。
しかし古いレンズでも要はシャープなら良いのです。被写体により色収差は出方が
異なりますのであきらめることはありません。
(この頁543KB)

使用レンズ ミノルタ 35mm〜105mmF3.5-4.5 NEW(旧タイプ・デジタル非対応)

1988年製造の3倍ズームです。

使用レンズ ミノルタ 35mm〜105mmF3.5-4.5 NEW(旧タイプ・デジタル非対応)
かなり強く太陽が
反射しているのですが、
しっかりと描写できました。
鋭さと滑らかさが
ポジフィルムのようです。

使用レンズ コシナ 28mm〜210mmF4.2-6.5 (旧タイプ・デジタル非対応)
コシナ28〜210mmです。
え〜っ
というほど良く写ります。

13群15枚構成
インナーフォーカス
使用レンズ コシナ 28mm〜210mmF4.2-6.5 (旧タイプ・デジタル非対応)
同じくコシナ。
ボデイの滑らかな質感が
とても良く出ています。
使用レンズ コシナ 28mm〜210mmF4.2-6.5 (旧タイプ・デジタル非対応)
ボケもなかなか良く、
フィルムのような描写です。
カールツアイスのレンズを
作るメーカーは
味があります。
使用レンズ シグマ 70mm〜300mmF4.0-5.6 DL MACRO(旧タイプ)
あまりにもシャープで
驚きました。
シグマあなどるなかれ。

1999年以前発売
11群14枚構成
1999年発売の
マクロ・スーパーは
10群14枚
使用レンズ シグマ 70mm〜300mmF4.0-5.6 DL MACRO(旧タイプ)
70mmでの撮影ですが
歩道の人の顔がわかります。
鏡筒はプラスチックで
安っぽいですが、
写りはミノルタに遜色なく
負けていません。
使用レンズ コシナ 28mm〜210mmF4.2-6.5 (旧タイプ・デジタル非対応)
コシナです。
色といいボケも中々で
高倍率ズームとしては
問題のない描写です。
(撮影データは無補正のJPEG画像をリサイズ)
コシナは意外と良く写り驚きました。倍率色収差はどのレンズにも見られますが、実用上は問題ありません。
コシナの高倍率ズームはワイド端の歪曲も目立たず充分に使えます。
なにより驚いたのは、時折見せるポジフィルムのような滑らかな描写です。
人物も柔らかに描写します。これはソニーの14.2メガCCDの恩恵も多々あるように感じます。

BACK