ニッコール、ミノルタオールドレンズ比較 2010.10.30



じゃわいじじいのおレンズてすと。


撮影時期も天候も焦点域も異なりますが、とりあえず比較写真です。
露出のばらつきは勘弁下され。
テストカメラD90。一部α350。マニュアル露出。無補正。
Ai43-86mmF3.5 ↓ Ai35-70mmF3.3-4.5 ↓
ニッコールレンズ、ミノルタレンズ比較画像 ニッコールレンズ、ミノルタレンズ比較画像
やや歪曲が目立つが、許容範囲。シャープな写りである。↑ やや歪曲があるが、43-86よりは少ない。描写はシャープである。↑
Ai25-50mmF4↓ ミノルタ75-300mm初期型(参考)↓
ニッコールレンズ、ミノルタレンズ比較画像 ニッコールレンズ、ミノルタレンズ比較画像
非常にシャープである。歪曲も許容範囲。↑ コントラストが低いが、それを除けばシャープな描写である。↑
Ai43-86mmF3.5↓ オートニッコール135mmF2.8↓
ニッコールレンズ、ミノルタレンズ比較画像 ニッコールレンズ、ミノルタレンズ比較画像
歪曲はあるが意外と頑張っている。描写は非常にシャープ。↑ やや歪曲が目立つ。
絞り値のせいか他と比べるとやや甘い描写。↑
ミノルタ75-300mm初期型(参考)↓ Ai135mmF3.5↓
ニッコールレンズ、ミノルタレンズ比較画像 ニッコールレンズ、ミノルタレンズ比較画像
やはりミノルタレンズは違う。歪曲は大変に少ない。非常にシャープ。↑ さすがに歪曲は少ない。シャープさも問題ない↑。
Ai135mmF3.5↓ Ai200mmF4↓
ニッコールレンズ、ミノルタレンズ比較画像 ニッコールレンズ、ミノルタレンズ比較画像
息を呑むほどに非常にシャープである。↑ 場所が違うがご勘弁。
コントラストもあり、非常にシャープな描写である。
Ai25-50mmF4↓  ミノルタ75-300mm初期型(参考)↓
ニッコールレンズ、ミノルタレンズ比較画像 ニッコールレンズ、ミノルタレンズ比較画像
25ミリという広角でありながら歪曲は目立たない。
シャープであり、安定感のある素晴らしい描写。↑
このサイズでは感じないが、もの凄くシャープである。恐らく。テストしたレンズの中でも一番解像感がある。色合いはやや浅い感じがする。↑
ミノルタ75-300mm初期型(参考)↓
ニッコールレンズ、ミノルタレンズ比較画像
シャープさはミノルタレンズ。立体感はニッコールレンズであろうか。ソニーはCCDで素子が異なるし、画素数もニコンよりは多い。
シャープだとやや平板な感じの画像になり、やや不自然に感じられるのだろう。ニッコールのオールドレンズ群は、そういう点ではやや甘くも感じられる。しかし、それが人間の目には一番馴染むわけでシャープなのが良いとは言えない面もあり難しい所である。
シャープであり、歪曲もそれほど感じない。色はやや浅く感じる。
晴天でシャッタースピードが速いにも拘わらず、拡大すると微妙にぶれているのが現状。よって、最もピントが来ているもののみでの比較である。
デジタルの歴史は10年にも満たない。デジタルにも使えるかどうかではなくて、レンズの描写を引き出すことのほうが大切ではないかと考える。
フイルムカメラの歴史ははるかに長く、レンズもまたはるかに長い歴史を持っているのだ。
これらのレンズはいま少し高画素のカメラで使ってみたい。そう思わせる力があるようだ。歪曲と収差を残しながらも、いま少し鮮明に撮ってみたいものだ。



つづく

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