一枚目。
フイルムを小さくテスト焼きしたもの。自家処理でデータが記入してある。かなりマゼンタよりである。
実際はこれを元に色合いを調整する。
実際のプリント(四つ切)は深みのあるものである。炎とブルーがどれだけ再現されるかデスナ。
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二枚目。
エプソンでフイルムを取り込んだもの。(下の余白はフイルムの押さえがずれた)だいたいどのコマも多少は削られる。
まるでデジタルカメラで撮影したような画像。味も素っ気もないが、これで良いと言う人も多いであろう。
これをふつーに作品にする。
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三枚目。
取り込んだ画像をレタッチ。プリントよりはやや明るいが見た目に近い。焼き込み同様、暗部は潰してある。
黄色がレモンになるが、黄色を出すと地面が駄目になる。またブルーもこれ以上は深くはならない。
これがスキャンとプリントの違いである。
プリントは、露光と現像でいくらでも色は濃くなり、深みが増す。コクが出るのだ。
デジタルも、ポジもなかなかそうはいかない。ネガの難しさはこんなところにある。
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これはこれで良いという人もいるだろうが、プリントはこんなレベルではない。
実際のファインプリントはかなり違うと思って間違いはない。
空気が写らなければ駄目だ。
レンズですか。
タムロンの28-200mmです、最初の頃の。
フイルムですか。
いつも100円とか200円のばっかりデス。
あんまり言いたくないけど(いうなよっ)、うだるような夏の日小さな公園の日陰に止めていたバイクに目が行きました。
向こうに照らされた道路が見えていて、左には斜陽が色を落としています。エキゾーストバイプが暖かく見えたら成功デス。
上の写真と比べてくださいまし。
これが、空気です(ちがったか)。
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お写真終わり |
またじゃ。
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