カラーネガフイルムの耐用年数と退色(2002年以前)


上が1980年撮影、中が1970年撮影、下が1967年撮影のカラーネガフイルムの退色の様子です。下のさくらカラーは上の二点に比べネガの色が紫になっており、特色があることが解かります。
1967年のさくらカラー、かろうじて洋服の赤が出ているが、白さを出すことはできません。
1980年撮影のフジカラー、赤と緑が退色してますが、この状態のネガならばかろうじてプリントをすることができます。
1970年撮影のフイルム。コントラストはまだありますが、白が出ていません。しかし、他のコマでは白が再現できました。この頃のフイルムは、まだまだ再現は可能です。
1970年のネガ。曇天撮影で色の乏しい風景では、赤や黄色の再現はできなくなってしまいます。この状態のネガからの再現は困難です。

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