自宅温度計測10時間   2018.12.9

寒冷地の豪雪地域には断熱住宅が欠かせません。 また同じく必要なのは、暖房です。
機器が一つの全館冷暖房も有りますが、故障時の大変さとこまめな切り替えを考えると躊躇します。
我が家では、エアコンとガスでの暖房にしました。 光熱費はエアコン暖房が最も高いと思います。

それで、エアコン暖房を止めて、暖房はガスがほとんど、デロンギのオイルヒーターは600Wでの使用。
ガスは朝晩の2時間利用としました。但し、和室のみ起床から就寝までほぼ稼働としました。
また、ガス消費の少ないトイレのパネルヒーター、洗面所のパネルヒーターは多めに稼働しています。

この状態で使用すると、ガス代金は月4万円から5万円になるのではと想定しています。
これに電気代を加えますと、月6万円から8万円になるのではと思います。  エアコンをメインに稼働しますと、
エアコン含む電気代でおよそ月4万円から5万円、ガス代金を加えますと月6万円から7万円と想定されます。
11月から3月までのシーズン5か月の通算光熱費は、ガス代重点で20万円から25万円。
エアコン重点で30万円から35万円と予想されます。 トータルではガス重点の方が10万円程安上がりになると
想定されます。 それでも高いように思いますが、灯油使用の場合の経費51200円を差し引きますと、ガスでおよそ
15万円~20万円の純増という事になります。 24時間0度から-8度までの状態で、以下のような
温度変化の少ない状態をコントロールできます。


なお、この数値をコントロールするには、何時に(気温により調整)スイッチを入れるかが重要になります。

建物の断熱材等により、当該地区での最低温度を鑑みて、適度な時に暖房を入れて、過剰に温めない等の
工夫は必須です。 なお当該地区は最低気温が-7度~-10度程度です。 また、熱交換機能のある24時間
換気システムは必須です。 30%は熱損失しますが、概ね室温の変動に影響はありません。
最も室温の低下に影響を与えるのは、加湿器(超音波・気化式・ハイブリッド式)です。
これらの加湿器はかなり室温を下げますので、注意が必要です。なお、ヒーター式は下がりません。


暖房料金だけで見ますと、寒冷地は大変だなあと」思います。実際そうなのですが、年間を通すと
また少し違ってきます。 寒冷地はエアコンの冷房期間が非常に短いですね。 どうしてもつけるのは
ひと月位、猛暑でもふた月で済みますね。これは大きいです。 関東圏とでは数か月差が出ます。

11月から3月で20万円、4月から10月で5万円。 トータルで25万円、多くて30万円。
月当たり、2万円から2万5千円と言う概算になります。 多分に、思ったよりは差が多くないと思います。

※ プロパンガスです。11月に比べ12月は倍増、恐らく1月分は更に倍増と推測します。
11月はエアコン暖房使用、12月から(1月請求分から)はエアコンは使ってません。
 



暖房 OFF 22:00-7:00 暖房22度 OFF後2時間  暖房OFF後1時間  暖房OFF後8時間
 外気温 北側洋室  北側洋室   北側洋室   北側洋室  
 -4~-7 14~13  19 20  17 
 -3  15  19 20 17  
 -2 16  19 20 18 
 -1  17 20 21 18  
 0  18 20  21 18  
   実際の温度  8:00~14:00  2018.12.9 
 洋室 暖房5:00-7:00 暖房OFF後1時間   外気温  8:00   家前 外気温 無風 8:00
   
寝室 暖房4:30-6:30 OFF後1時間半    寝室前 廊下暖房5:00-7:00  OFF後1時間   パソコン書斎 パネル暖房直後
         
 洗面所 パイプ暖房7:00-8:00    和室ヒーター 前温度    和室窓側 暖房中
         
洋室 暖房なし  12度   洋室 暖房OFF後1時間25分    外気温   8:30
         
家前 外気温 無風 8:30   風除室      寝室 暖房OFF後1時間25分
         
パソコン書斎 暖房OFF後30分   和室ヒーター 前温度     和室窓側 暖房中
         
 洋室 暖房OFF後2時間40分    外気温  9:50    
         
 家前 外気温 無風 9:45   風除室  9:40    寝室  暖房OFF後2時間45分
         
パソコン書斎 暖房OFF後1時間20分   和室ヒーター 前温度    和室窓側 暖房中
         
 洋室 暖房OFF後4時間25分    外気温 11:00    風除室 
         
寝室 暖房OFF後4時間25分      暖房OFF後1時間半   和室  窓際
         
和室ヒーター 前温度 暖房再開後20分     和室 窓際 暖房再開後20分    
         
 洋室 暖房OFF後5時間15分   外気温  12:00   寝室 暖房OFF後5時間15分 
         
和室ヒーター 前温度 暖房再開後35分     和室 窓際 暖房再開後35分    リビング日向
         
 洋室 暖房OFF後7時間   外気温  14:00    家前 外気温  14:00
         
 寝室 暖房OFF後7時間    2F トイレ  暖房OFF後6時間   和室 窓際 暖房再開後3時間  
         
和室 窓際 暖房再開後3時間   洋室 暖房OFF後10時間     17:00
         
家前 外気温  17:00    寝室 暖房OFF後10時間     玄関
         
和室ヒーター 前温度 暖房再開後6時間     和室 窓際 暖房再開後6時間     
         

北側 洋室 暖房なしでの朝の温度は、外気温が-6度~-7度では12度でした。 納戸は15度。  当該地区では-10度以下になることはほとんどなく、

せいぜい-8度ぐらいであるから、洋室の暖房なしの温度は10度以下にはならないと予想されます。

なお、旧宅の室内と外気の気温差は1度~2度と、ほぼ外と変わりませんでした。 人が住まないと、気温は上がらないです・・・。

 
「2019.1.21 追記」   

12月のガス使用量は予定よりも大幅に多く、メインの温水ヒーターの設定温度を24度から21度に下げました。


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