苗外出しボックスの製作その2       2023.5.11

懸念は現実に。 苗外出しボックスは3日で終了と相成りました。 理由は予期せぬ雨天、そして、寒暖差。

そのどちらにも問題があって、苗外出しボックスは再構築することにしました。 

夏みかんは大丈夫でしたが、シクラメンに葉が枯れる被害が出ました。


寒暖差は概ね20度位です。 寒暖差と言っても問題は最低気温なのですが、この2日間0度から3度でした。

予想より数度低めでした。室内はこの時期17度以下には下がりませんから、懸念はしていました。 

シクラメンと夏みかんどちらも耐寒性はありますが、急激な変化は避けるべきでした。 

シクラメンは寒さというよりは、箱内の温度上昇だった可能性があります。 鉢が小さいので、水切れだったかも知れません。

夏みかんの方は、もっと光を当てた方が良いと感じました。 不織布ではもったいないと思います。


ネットでミニ温室を検索してみると、驚くほど沢山の物が出てきました。 しかしよくよく考えてみると、苗には大きすぎるのです。

ある程度成長すれば室内のラックに入れますので、高さのあるものは必要ないのです。 また、小さな鉢は風や雨の影響もあり

外出しは難しいです。 やはりここは、面倒でも自作しかないようです。



天板は日当たり良く、側面は開放で風通しを良くが基本。
天板は雨に耐えるように、傾斜を付けプラ板かアクリルで。
苗主体と言うことで、全体の高さは30センチ程度に抑える。
難易度は高いが、小さなビニールハウスのようにする方法も。
アーチなので透明ビニールで屋根を覆う。
背面は壁に寄せる都合で、上まで。
空いた空間には、不織布を張ります。 あくまでも虫よけ第一です。 鳥対策なら防鳥ネットを張りますが、これは小さい箱なので不織布です。

網戸の目の細かいのでも良いかも知れません。 このボックスは寒さ対策ではなく、あくまでも日光対策です。 通風は大事です。

小さな箱に合う支柱は少ないので、工夫が必要かも知れません。 苗保護用のポッドも売られていますが、固定しないといけません。

通気口が天井1か所だけなので、これからの時期は蒸れる心配もあります。 

 園芸用トンネル支柱。      市販の苗保護用ポッドカバー。 
       
4月10日 4月15日 葉の食害。
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