撮影2011.4.2

いまだ復旧とは言い難い浦安の現状。泥まみれの街である。
地震発生後22日目の真実。


新浦安駅前、傾き使えなくなったエレベーター。
弱者のために造った物が後回しにされる。
ちょっと再開は無理だろう。
ダイエー横の街灯も曲がったまま。
この手前にももう一本あり、同様に曲がっている。
駅前の施設「マーレ」。歩道の緊急修復が終わり、
やっと28日に一部営業が再開された。
画面左手には駅に向かう歩道橋がある。そこから交番までの地面も
被害が大きく、応急処理されている。交番はずっとやっていたようだ。
一部再開された「マーレ」。義援のチューリップ販売。
こんな段差は到るところにある。 手付かずの歩道。どうしても車(車道)より人(歩道)が後回しになる。
足を踏み外したら大変なことになる。 倒れないのが不思議だろう。
歩道にも爪あとが多い。 ダイエー横。
泥が乾いた砂である。 向こうに見えるのは明海大学。
積まれた歩道の敷板。 こんな状態・・・。停電時は怖いだろう。
ごめんなさいと誤るのはキミではない。 明海大学の周辺も被害が大きい。
良く解らないだろうがが、波うっているのだ。 この盛り上がり、何をもって安全というのだろう。
非常に危険である。
つまずかないように・・・。 波打つ歩道。
割れる歩道。 持ち上がる歩道。危険極まりない。
大蛇のようにうねる歩道。
県知事や大臣はこの歩道を走ってみることだ。夜は怖いぞ。
土嚢も砂まみれだ。
交差点。 危険極まりない段差が、交差点の歩道に。
いまだに土嚢は積まれたままだ。 浦安で一番大きいヨーカドー。
高層マンションの立ち並ぶ、明海地区のライフラインのヨーカドーである。
打撃ははんぱないが頑張るのだ。
ヨーカドーの自転車置き場。うねりが続く。 ヨーカドー建物側面被害。
土嚢が欠かせない。
ここは被災地なのだ。
自転車のやり場がない。
もちろん、怒りのやり場もないのだ。
みためフツーの街。しかし、普通には歩けない。 実態はこのようなもの。

こんな状態でなんで選挙ができよう。積まれた土嚢はほとんどがボランテアによるものだ。政治家がやったものではない。
これらがすべて片付いてから選挙はやるべきだろう。
自営業者は選挙して欲しいだろうが、庶民であるサラリーマンは反対だろう。

ほんと、選挙は大義名分でやるべきだとは思わない。
こういう時にこそ選挙だ、なんていうのはネジがズレてはいないか。
選挙は祭りごとであり、自己本位の世界だ。こいうときは自粛以外の選択はないのがフツー。
普通の感覚を持とう。

まずは市民の生活であり、安全だ。地震はそういう油断を喚起したのかもしれない。それさえも解らないのでは情けない。

皆さんはどうお考えだろう。
もちろんtokyoは反対だ。


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