良い。

しかしてマルチアンプは大型システムのアンプ駆動になる。
単発のアンプでは補いきれないパワーを補うものと理解したい。

市販品でも大型システムのスピーカー端子は、バイワイヤーやバイアンプを想定して作られているものもある。
しかし、本来はスピーカー内臓のネットワークを介在せずにチャンネルデバイダーなどを使用し、個別アンプ駆動するのが正しい。

これは、複数のアンプを使うので非常に効率は悪い。本来セットとして組まれているスピーカーの能力はそれなりなので、
無駄とも言える。本格的な単発ユニットを駆動するのが本筋であろう。
黄金期には20チャンネルというシステムも聴くことができた。途方もなく、電気の無駄ではあるが音は確かに良かった。


ここで誤解のないように。 ここで言うマルチチャンネルとは、サラウンドのことではない。
4個なり5個のマルチスピーカーを、それぞれのアンプで駆動するシステムの事である。サラウンドのような音場とは全く関係がない。

 

3ウエイのスピーカーシステムならば、それぞれのスピーカーをそれぞれのアンプで駆動する。
オーディオの黄金期には、帯域を20分割し20台のアンプでスピーカーを駆動するデモンストレーションなどが行われた。
20チャンネルなどと呼ばれた。

 

超低域は1メートルくらいのウーファーであったので、マルチチャンネル駆動でないとまともな音は出なかった。空気が動くのが良く分かった。

 


20チャンネルに使用したプリアンプとメインアンプ。 何れも管球管式。

これが20台壁面のラックに並んだ。知っている人は少ないと思う。

新宿小田急ナショナルショールーム(音の広場) デモは1969年か1970年。

 

 
テクニクス ステレオプリアンプ テクニクス30A  74000円 1968年 管球式
 

テクニクス ステレオメインアンプ テクニクス40A  
65000円 1968年 管球式

 

   
 

テクニクス ステレオメインアンプ テクニクス20A  135000円 1966年 管球式

 

 
   
   ※手持ちのカタログより掲載しました。
   


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