短命だったNikon1、困るのはユーザーだけ・・・。    2018.12.27


ニコンから本格的なミラーレスカメラが出て、そのステップだったアドバンスカメラ・・・ニコン1が姿を消しました。


発表から7年と言う短さです。 理由は色々ありますが、第一原因は売れなかったことでしょう。 その売れない理由は、中途半端な事でしょうか。

カメラ自体はしっかりとしたニコンらしい製品ですが、小ささを優先したあまり撮像素子が小型で汎用性に欠けました。

小型が故に、歪曲が目立つレンズ・・・。 画素も当初は1000万画素くらいからスタート。

最終製品で2080万画素程度という、2400万画素がスタンダードな市況では置いていかれるのも無理はありません。

同じニコンの一眼レフを使うユーザーの、サブカメラにはならなかったのです。 サブカメラとしてはスペックが見劣りしました(>_<)。


一眼レフ用のレンズがアダプターを介して使えますが、いかんせんレンズの性能に付いていけませんでした。

焦点距離が2.7倍というのは魅力ですが、アダプターを介して使うと重過ぎました・・・(-_-;)。 やはり、間に合わせの域を出なかったですね。

そんないまいちのカメラですが、日常ではメモカメラとして活躍しています(*^^*)。 メモカメラとしては必要充分ですね・・・。


バッサリと切り捨てたアドバンスドカメラですが、満を持して登場したミラーレスカメラ・・・。 今としては、非常に困る存在なのです。

何せ、メインのカメラはD600とかD800Eがあります。 軽いとは言うものの、数百グラムの差しかありません。 選択肢にはならないのですね。

願わくば、Nikon1が発展して、より高画素でより大きめの撮像素子を備えて欲しかったですね。 


どんなカメラにも付いている、三倍ズーム。 コンパクトではあるが・・・。    18mm単焦点レンズ。35mm換算およそ49mm。
     
 マウントアダプター。    こんな感じ。
     
 マウントアダプターなのに、レンズと同じ大きさ(>_<)。    うほほほっの、1620mm(-_-;)。 ありえないー(*´Д`)。
     
テレプラス使用で1620mmと言う超望遠が実現。 野鳥の撮影はこれでも足りないのですが・・・。 超望遠はマニュアルフォーカスだし、大変です。  
 
 AFS 50mmF1.8G。 35mm換算135mm。   AFS 35mmF1.4G。 35mm換算94mm。
     
     

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