重くないと売れないから。 これは当たっているかも・・・。 アンプは長い間高出力に挑戦してきた。真空管時代も、トランジスター時代もそうである。大出力には安定した電源が必要。 電源には最も重いトランスがあり、それが大きくなるとコンデンサーも大きくなる。ステレオの場合電源供給に個別にトランスを宛がうのは当然で トランスが二基のことも多い。それを支えるシャーシは頑丈になる。熱を逃がすヒートシンクも巨大になる。つまりに、大出力ほど重くなる。 CDプレーヤーにしても同じ。CDプレーヤーは回転部分のメカニズムがあるので、この部分が弱いと再生音質に影響が出るのだ。 それで、できるだけ頑丈に作る。これらの対策が弱いほどコストは下がる。 重いと安心する傾向がユーザーにはあるのだ。 熱の排除と、振動の排除それが重くなる理由である。軽くして振動を避ける方法はないから当然の成り行きとなる。 接続コードを抜き差しで本体が動くような軽さは、少々不安になるのも事実だ。それ位で動くのは振動にも弱いだろう。 |