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1970年スピーカーシステムをイラストで復元する

1970年のスピーカーシステムをイラストで復元してみた。

左右の大きさは揃うようにした。
サランネットなし。 左に比べ右は使用するユニットも少なく、貧弱な感じである。



フォスターBF203、ナショナルEAS20PX-10×2、フォスターBF103SR、
パイオニアPM12F×2、ナショナル8HH55×2
この他にアトミックスHT-02の9スピーカーユニット、1システム。


ナショナルEAS20PX85、ナショナル8HH55×2、
パイオニアPAXA-20の4ユニット、2スピカーシステム。


複数台のスピカーユニットを使用するのは、位相を合わせるのやインピーダンスの問題があり、レベルの調整は抵抗値の増減で対処。
クロスオーバーの設定調整はかなりの時間(日数)を要した。
左は分厚く、右はやせ過ぎの変則的なシステムと評し、グレードアップは常に左からであり、当然ながら左は一番バランスが
取れていたとある。

右のバスレフポートはダンプドバスレフにしたり、色々工夫した。非常にクールな音がしたとある。
この評価は友人も同じであった。

左のバッフルは25mm厚の合板、穴は自分で開けた。グラスウールが大量に敷き詰められている。


ナショナルのEAS20PX85は非常に高音が良い、5HH17を使っているからだろう。
対するパイオニアのPAXA20は低域の透明感が良く、20PX85は箱が小さいので及ばなかった。
中域は2ウエイスピーカーユニットの最もダメな点で、評価が厳しい。しかしながら、右チャンネルはジャズのシンバルが素晴らしいと
論評している。


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