東京写真オーディオ東京写真オーディオスペシャル

ニアフィールド・オーディオシステム

近接システムである。非常に狭い空間。

近隣の迷惑にならないように・・・。耳元で鳴らす・・・。

ステレオ感はないが、充分な音質。もちろん低域は出ない。


今ある位置にもう一台機器が入る。
これはそれまでの仮の姿である。

古い機器は適度に動かさないと固まってしまうので、適宜作動させる。
TC-K555ESLはメインだがベルト交換した訳ではないのであまり使わない。

鳴らせば鳴らすほど安定してくるので、実質のメインはTC-K5である。
ベルト交換したので動作に不安は全くない・・・はずである。

ちょっと問題なのは、写真で作動中のテクニクスRS-676U。
何せ1973年発売の品である。

これが中々に音が良い。黙って聞けばカセットとは思えないほどである。
ついつい聞き入ってしまう。高音の伸びが素晴らしい。

古い物、動くものは必ず壊れる・・・これはもう鉄則である。
どうにか直せなければ、この手の物は趣味としては難しい。


実は、左のメーターが振り切れるという不具合が出ていた。

これはどのカセットテープでも同様であった。
メーターの回路に不具合が出たと思い、裏を開けてメーターのレベル調整トリマーを
探したが見当たらない。メーターアンプが裏返しでバラさないとだめらしい。

バラすのは大変なので、多分に接点間の問題と考えて配線等をあれこれ触ってみる。
多くの場合はこれで解決するのだ・・・。
案の定メーターは正常に戻った。これでやれやれである。

もう一つの問題はVUメーターのランプである。写真のように墓場の灯籠のように
赤っぽい・・・。
照明用の電球は、今ではほとんど売っていないガラス管ヒューズ型電球である。
これが、カセットトレイ照明とVUメーターの3箇所に使われている。

手に入らなければ、LEDにするしかない・・・。

サイドラックは往年の機器が多い。左端は1973年製のティアックA2300SR,
1989年製のソニーチュナーST-S333ESG、その下が1990年製ソニーカセットデッキTC-K333ESL、その下が1973年製のテクニクスRS-676U、その下が最近の
ティアックAD-800(2012年購入・生産終了品)である。

右は1977年製のソニーカセットデッキTC-K5、その下は2012年購入のDENON CDプレーヤーDCD-755REである。

オープンリールテープデッキは再生専用のつもり。
これらのカセットデッキを使用して、古いテープを新しいテープにダビングするのだ。
CDR等デジタル化は信頼性に乏しいのでやらないつもり・・・。



   
トリオのチュナーが仲間入り。TRIO KT-1000、1980年頃の製品である。
発売時価格69800円。

ダイヤルをグルグル回してチューニングする昔のスタンダードなチュナーである。

ソニーチュナーST-S333SGとは10年近くの差がある製品である。

外装はプラスチックが多用、非磁性体の良さを考えたのかは不明。

音は鮮明で良い。
   


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