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デッキの周波数特性(再)

前回計測よりフラットな計測が出来たので、再度掲載。
黄色の実践は各デッキ毎の特性。PC出力は大差ないが、ソニーの線が一番近い。
オープンリールテープもそうだが、テープ毎に安定性も周波数特性も微妙に異なる。
0dbでは高域限界16000Hz。 周波数特性は16000Hzで-10db。これが-5dbの高域限界。
-10dbでは高域限界18000Hzまで伸びる。 同じく-10db。こちらは12000Hzまでフラット。高域限界は20000Hz-18db。
-20dbだと15000Hz付近までフラットになる。20000Hz-5db。 僅かながら帯域は伸びる。
特性を見ると、一番伸びているのが555ESLと感じた。15000Hzから17000Hz位までの落ちが一番少ない。
また、走行も安定しており不安のないデッキと言える。
高域が暴れているが、20000Hz-10dbと優秀である。 別テープで撮り直し。やや高域が落ちたが・・・。
これもまたやや高域が暴れているが特性は伸びている。 別テープで取り直したもの。素直な特性である。
   
 20000Hz-7db程度と優秀である。 -10dbでは高域が更に高域が伸びる。
取り直したもの。 -20dbだと特性は更に高域が伸びる。20000Hz-6db程度と優秀である。
やや特性が暴れてしまった。 取り直したもの。-20dbとほぼ同じ。
581は低域がやや上昇、最低域まで伸びている。
 走行系に問題があるようで、線が非常に汚い。高域限界は14000Hz程度。  -10dbでは13000Hzまでフラットになる。高域限界は20000Hzに達した。
周波数特性は伸びている。
明らかに低域が下降している。
充分な性能が出ていないのは、走行系の劣化とモーターの劣化で
どうしようもない。それを考えると、頑張っているとしか言えない。

古いテープ、しかもノーマルテープ。それを測ってみる。
40年以上前のテープ。  ちょっと驚きの結果。
 
 
 


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