部屋の大きさとコードの長さ  2017.12.11


六畳オーディオでも、ラックを正面に置くのと横に置くのとではスピーカーコードの長さが違ってきます。

さらに、オーディオラックが正面と横の二か所にある場合、ラインケーブルの長さが非常に長くなります。

長ければ音質は間違いなく劣化します。 しかし問題はそれだけではありません。 コードが長くなると費用が増すのです。

6畳オーディオでは正面にラックを置いた場合、コードは最短2メートルで済みます。 側面だと5メートル必要になります。



   
このコードは製造中止になりましたが、1メートル
7000円弱します。 つまり10メートルだと7万円です。

下は、例えば17.5畳の部屋にした場合のケーブルの長さです。

ラックの正面配置だと左右で8mで足りますが、横置きだと左右で長さが違いますから

およそ19.5m必要になります。 また、正面と横の二か所にオーディオラックがあると、

中央にメインアンプを置いても、横に置いた機器のラインコードは必要になり

ワンペアで18mが必要になります。


   

機材が買えるくらい、
コード類にお金はかかります。



いずれの場合も操作性は良くなく、椅子の手前に機器を並べるのも多いパターンです。

コードを床の下に通すのも有りですが、費用は莫大になりますし、コードの保守も問題です。

太いコードは音圧の影響を受けやすいので、床から浮かすのがベストです。

この図ではスピーカーが壁面よりですが、壁面(背面・側面)より1mは離す必要があります。

プリアンプとメインアンプが別の場合は、メインアンプはスピーカーの近くに置くのが鉄則となります。

つまり、図のラックの位置が良いわけです。

モノラルアンプの場合は、それぞれのスピカーの近くになります。
     
 はんだ付けが面倒・・・。    
自作したラインケーブル。

5mmワンペア。

テープデッキとの接続には、

録音/再生2ペアが必要です。

複数台ある場合は、デッキセ

レクターが必須になります。

恐ろしい量のコードが必要に

なります。
 ギター用ケーブルを使用。    
5mはこんな感じ。

長いです。

17.5畳横置きの場合は

6.5mのコードが必要です。


コードはアンテナのようなもの

で、雑音(ノイズ)はほとんどコ

ードが拾うと考えて良いのです。

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