写真を絞るのは難しい   2018.4.12 



長いこと写真をやっていると、写真の撮り方も写真に対する考え方も変わってきます。

ホームページを立ち上げてる以上、見てもらうのが前提なのですが評価は望んでなく、状況の紹介の写真になっていますね。

それでいいと思っています。  花や草木を撮る場合、ぐるりと回って撮影しますから撮影枚数は増えてしまいます。


そこで、ホームページに掲載するときに選ぶ訳ですが一枚に絞るのは難しいです。

角度を変えれば変えたなりに表情が異なるわけで、それもまた写真なのですから・・・。

コンテストなどでは「説明写真」と言って非難される状況写真ですが、シーンを表現するためには不可欠な写真となります。

一枚で全てを説明できる写真は撮れないです・・・。。


左の一枚で分かることは少ないですね。        真ん中で幾つか咲いている花と分かります。      落ち葉の状況で地面近くの花と分かります。    
         
 つつじの群生場所での、蕾と開花の様子です。 一つの芽からたくさんの蕾になることが分かります。      
         
葉の枝垂れ具合や芽の様子、開花の様子が分かると思います。    
         
  上段の写真に比べ、段々と葉の緑が濃くなっている様子が分かります。
         

一枚あれば足りるとも思いますが、それでは花や芽の写真になってしまいます。

一枚で済まそうと思えば、引いた写真になってしまうのです。 

「森への誘い」コーナーは、この手法で構成されています。 ですから、ベストショットはありません。

こんなのがあった・・・、こんなのを見つけた・・・、それでいいと思っています。


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