ソニというメーカーを考える


この六畳オーディオでもそうなのだが、ソニーに対しては随分と厳しい事を書いている。
また、カメラに関してもだ。しかし、筆者は大のソニーファンなのである。機器が少ないのは、現場に合わないからである。
当システムに合わない、ただそれだけである。筆者にとってソニーは永遠のメーカーであり、それは覆ることはない。

 ※ この項は、ソニー製品紹介のため一部データが他のページと重複します。

子供の頃はソニー製品が欲しくてしょうがなかった。しかし、どれも子供には高価でただただ眺めるだけだった。
買えるのはゲルマニウムラジオのキット位で、トランジスターラジオ(物凄く小さかった)などは正に垂涎の的であったのだ。
家はテレビ(白黒)を除くと、大型のミカン箱程の乾球式ラジオがあるだけで他にラジオはなかった。
勿論ステレオの時代ではなく、電蓄。しかもソノシートがかかる程度のやつだろうか・・・。
※ 記事中のイラストは筆者作成です、確かなものではない事をお断りしておきます。
ソニーTC-211  
  TC-211。発売時価格21500円。1965年頃使用。
ポータブル・オープンリールテープレコーダー
真空管式。前面モニタースピカー、出力1.5W。マイク付属。

5号リールまでの物だ。今は亡き父母・祖父母、親戚家族の50年前の声が今もテープに残っている。その後録音はカセットテープにダビングして残している。3号リール自体は今はない。
現在の貨幣価値からするとおよそ8万円位、高価であった。
記録は一生もの、それを考えると決して高かったとは言えない。
20数年後この録音を聞いた親戚の人は、感激のあまり涙をこぼした・・・。

お金には代えられない、それが記録である。
右の赤いボタンを押し下げながらレバーを回して録音する。ソニーの文字の下にある真空管式インジケーターが、録音の目安となる。
マイクはバスガイドが持つような台形角型の物が付属。5号テープは高いし、蓋が閉まらないので3号テープを良く使用した。 
ソニーICR-100 (イラストは正確ではありません)  
  超小型ICトランジスターラジオ
これは自分が買ったのか、
友人が持っていたのか定かではない。
しかし、確かにあったから、買ったのだろう。
発売が1967年とある。
手の平に乗る大きさである。

図ではパンチングメタルの穴が再現されていませんが、
スピーカー部分には細かな穴が開いています。
ソニー ソリッドステート11    
   1965年~1967年まで使用のトランジスターラジオ。

深夜放送の友である。
昭和42年(1967年)のオールナイトニッポンは毎日聴いていた。
ラジオを聞きながら、いつしか机で寝ていることが多かった。

1968年ラジカセが発売されてからは、ラジオは持ち歩き用に
より小さい物を買うことになり、
このようなラジオ専用機はは買うことはなくなった。



(イラストのソニーのロゴは少し違います、ごめんなさい)
 その頃自宅二階ではトリニトロンのカラーテレビを使用。これは、私が購入を勧めた物だ。
 ソニーTC6250 1969年発売、1969~1970年頃使用。発売時価格29800円。

友人はTEACを購入。筆者はソニー党なので以後もソニー製品を購入。

 
 
資料写真「オーディオの足跡」様から引用 
 ソニーTC9400 1970年11月購入。
レコドは高価なので、繰り返して使えるテープを使いFM放送をエアチェック
する毎日だった。TEACのA-6100を購入で引退した。
発売時価格76800円。
 
資料写真「オーディオの足跡」様から引用
SONY MT-500   TVチュナー。1970年頃使用。購入価格22500円。
 
画像が無く、当時のイラストを元に復元。メーターパネルがこうであったかは
全くの想像。左上の部分にはソニーのロゴが有ったのではないだろうか。
TVマルチプレックスチュナーとあるので、TVだけだったかも知れない。
(画像はありません、イメージイラストです) 
SONY ST-5130 同じく1972年頃使用のFMチューナー。これは、40年程家にいたが、引っ越しの際に廃棄した。
発売時価格69800円。
 
資料写真「オーディオの足跡」様から引用
SONY PS-X6 1977年ごろ使用のレコードプレーヤー。購入時価格59800円。

最初考えてたのと違って、こちら。
先達て写真を整理していたら、空き箱が
部屋のビニールロッカーの上に乗っているのを発見・・・。

ダイレクトドライブ、フルオートプレーヤー・・・。

ソニーは凄いメーカーだったなあ。
 
資料写真「オーディオの足跡」様から引用
SONY MDR-CD300 思わず唸った。1971年当時使用のヘッドホン。
発売時価格6600円。

今あるのと感じがそっくり同じだ・・・。

当時はスタックスのコンデンサーヘッドホンを使用していたはずだが、
ナショナルのヘッドホンが壊れて、ソニーを買い・・・、多分スタックスは
そのあとだろう。

ソニーは非常に音が良く、低音が良く出た。メリハリもある。
それで使いすぎてパッドがボロボロになりスタックスに変えたと思う。


実は何十年も使ったスタックスだが、買い替えようと思い検討。
結局ソニーにしたのだ。(MDR-CD900ST
 
資料写真「オーディオの足跡」様から引用
SONY TC-1160A 1969年使用のカセットコーダー。野外に持ち出し随分と使った。
発売時価格22500円。

5年前はオープンリールの時代であった。
マイクは主にエレクトレットコンデンサーマイクロホンを使用。
内蔵マイクでも音質は十分に良かった。
アンプ内蔵で音も出る(1Wと高出力)。いつまで有ったのかは全く記憶にない。
 
資料写真「オーディオの足跡」様から引用 
SONY TC-2130A 1971年頃使用のカセットデッキ。
音は良かった。随分使った記憶がある。
発売価格35800円。

この他にも買っているが、機種は記憶にない。
 
資料写真「オーディオの足跡」様から引用
SONY TC-K4

1976年頃使用。懐かしい、懐かしすぎる・・・。
発売価格59800円。当時ではこれでも高級だった、私には。

当時アンプは、山水、パイオニア、テクニクス。
低価格の物を買い替えている。
 
資料写真「オーディオの足跡」様から引用
SONY TC-K555ESII
1984年頃発売。発売時価格99800円。
購入はもう少し後と思う。
さすがにスペックは素晴らしい。
このシリーズの777番は178000円という高級機だった。
その後カセットは急激に価格を下げていく。
時代が終わって行ったのだ。
ソニーのカセットデッキの種類は150種を超える、正に真のデッキメーカー
だったのだ。

 
資料写真「オーディオの足跡」様から引用
SONY PCM-501ES
1984年頃発売。発売時価格99800円。
ほとんどの人は知らない。PCM録音機である。
ビデオデッキとつないで、音声をデジタル記録する機械である。
録音されたテープは、当然ながらあのやたらと大きいVHSテープである。
デジタルレコーダーの走りなんだけど・・・。
これもまた数十年家にいて引っ越しの為に廃棄された。
 
資料写真「オーディオの足跡」様から引用
SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン ECM-19B 購入価格5800円、この他にも購入して現在あるのは別。
SONY EDV-5000

(画像はありません)

1990年頃使用。
ベータマックスの高画質機、500本の解像度を誇ったEDベータである。
画質は当時のVHS(240本)のほぼ倍の高画質。ただ機器、テープとも高く
メインにはならなかった。他社も追随せず、短命に終わる。
誰が何と言おうと、技術の最先端を行く。そんなソニーは本当に
素晴らしかった。失敗を恐れない、それが技術者だからだ。
誰が何といっても、ソニーがあったから今日があるのだ。
それは間違いがない。

SONY ハイバンドベータ SL-HF900

(画像はありません)



1990年頃使用。
ベータマックス録画機。解像度が280本とVHSの240本よりわずかに
良かった。

後にEDベータが発売。時代はデジタルへと向かって行く。

2016年3月でテープの生産を終了し、
40年のベータマックスの歴史を閉じると聞く。
SONY  MDR-CD900ST  

2015年購入の業務用ヘッドホン。

ちょっとパッドがきつめの感はあるが、音は非常に良い。
スタックスとはまるで違う音だが、これはこれで素晴らしい。


SONY α350  


オーディオではないがソニー製品。

今はニコン党に復帰しているが、新製品がもっと早く出ていれば、
ソニー党だったかもしれない。

もうどうにもならないが、今出ているカメラは良いと思う。


SONY CFD-S01  

一応ラジカセも持っている。
2006年発売。
およそ6000円で購入。引越し後購入なので8年位。
現用品。
ソニーのラジカセは数台購入している。
 

やっぱり、間違いもなくソニー愛好家であったことがわかると思う。今ソニーは純然たるオーディオアンプは1点しか出していない。


CD規格はフィリップスとソニーの開発した規格である。
巷にあふれるCDだが、ソニーのCDプレーヤーは販売されてはいない。


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