東京写真PLUS ピアノ編
幻想即興曲を練習 2021.7.31 |
№681
YouTube模範演奏を見ていたら、無性に幻想即興曲が弾きたくなりました。 久しぶりに、レッスン動画を見ました。 この曲は勢いで弾く曲でもあるので、ゆっくりと弾くのは難しそうですね。 紆余曲折をしながら、ピアノを始めて8年目になります。 独学、そして耳の手術などがあり随分と遠回りな8年間だったと思います。 先生について8年もやれば、そこそこ弾けるようになっているはずですね。 8年は長いです。 しかし、私は未だに一曲も弾けていません。 動画を見ていてまた練習していてつくづく思いますが、どうしてショパンはこの曲を死後には廃棄してくれと言ったのだろうかと思います。 約束は守られることなく、死後6年たった1855年幻想即興曲は出版され世界中のピアニストにより演奏されるようになりました。 何故公表を拒んだのかは、定かではありません。 幻想即興曲はピアニストの登竜門とも言うべき曲ですが、コツコツとピアノレッスンをして来た人には難しくない曲だと言います。 ピアノを弾く人ならば、必ず通る道のような所があります。 どれだけ聴いたか分からないほど聴きました。 何か月やっても、超初心者には手に負えない曲でした。 壁なのです、しかも鉄壁の。 そんな幻想即興曲と対照的な曲が、カーペンターズの「青春の輝き」。 ピアノの持つ多様性に驚かされます。 ショパンがこの曲を聴いたなら、どう思うでしょうか。
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