今日4月30日は、20年に渡り続いたベトナム戦争が終わった日です。 べトナム戦争は1955年11月から1975年4月30日まで続いた戦争です。
日本は高度成長期、しかしながらアメリカとベトナムとの泥沼の戦争の真っ最中でした。 日本にはアメリカ軍の基地がありますので、
間接的にこの戦争に加担していたことは否めません。
戦争が激化した1960年代後半から1970年代前半は、若者の間に反戦運動が起きました。 その行動は武器ではなく、歌で訴えられました。
1971年「戦争を知らない子供たち」、「翼をください」が主なものです。 「翼をください」は学校でも使われるので、知ってる人も多いと思います。
その当時の多くは学生時代に結成されたグループで、活動を始めています。 フォークソングは学生たちによって始められ広まりました。
フォークソングはルーツとなるアメリカから、世界中に広がり現在に至っています。 ボブ・ディランやジョーン・バエズなど沢山のアーチストが
世に出ました。 フォークソングと言う、言葉やジャンルを知らない人はいないと思います。
アコースティックギターを抱えて歌うのは、全てフォークソングと言っても過言ではありません。
戦争を知らない子供たちも、かつてのフォークシンガーのようにギターを爪弾き歌うのです。
今、同じ過ちがウクライナとロシアで繰り返されています。 この47年間はどんな時間だったのでしょう。
ベトナム戦争による一般人の死者はおよそ460万人。アメリカ軍の死者はおよそ5万人です。
第一次世界大戦の死者は、旧ロシアがおよそ170万人。 アメリカがおよそ11万5千人。 全世界でおよそ850万が死亡。
第二次世界大戦の死者は、ソ連がおよそ1360万人。 アメリカがおよそ29万人。 全世界でおよそ6000万人が死亡。
先の二つの世界大戦でで7000万人以上が亡くなっています。
第三次世界大戦が勃発すると、死亡者は壊滅的な数に上ると考えられます。 数億人以上が死ぬでしょう。
戦禍の余波で数十億人が死に晒られる可能性もあります。 まさに人類滅亡の危機になるのです。
私利私欲の争いが、地上すべての生き物をリセットさせることになります。
|
|
東京写真PLUS ピアノ編