東京写真オーデイオ東京写真オーディオスペシャル


2012年 六畳オーディオシステムを構築する

東京写真オーデイオ 2013年現状システム。

スピーカーをネジ止めし、調音パネルを壁面に固定。
スタンドを床より浮かした。
コードをゾノトーンのバイワイヤーケーブルに交換。この作業はスピーカーセレクターが
あるために難航し丸一日かかった。
下の写真にあるようにスパイクをスピーカーに貼り付けていたのだが、すべて外して
縦置きにして強固にネジ止めし、スパイクはスタンドのスパイクとして固定した。
スタンドの中は空洞で鳴くので、ダンボールをちぎって詰め込み完全に鳴かないように
している。スタンドとスピーカーの間にあった御影石はCDプレーヤーの下に引いてある。
このお陰で、CDの音がよりクリアーになった気がする。
スタンドのスパイクは強力で手で引っ張ってもびくともしない。

音のこもりがなくなり低音も良好。ケーブルの効果はすさまじく、高音が良く抜ける。
モンスターケーブルだと両者の音の違いはあまり感じられなかったが、
B&W685は別物のように鳴っている。驚くばかりだ。
調音パネルの効果も効果覿面である。

実は、ラックをリスニング位置までもってきたことがある。いちいち立つのが面倒だったからである。
そして中央に32型の液晶テレビを置いたのだけれども、あえなく中止。
音がこもるのだ。どうやらテレビの液晶パネルに音が干渉するらしい。
中央に調音パネルを調達とも行かない。
ラックは大きく邪魔だが、サイドが開いているので音の撹乱には良いようだ。
なるべくぎりぎりに壁に寄せてスピーカーからの音がぶつからないようにはしている。
六畳は狭いのだ。
東京写真オーデイオ (2012年10月撮影)

B&W、KEF共にスピーカーコードが同じなので、音の傾向はほぼ同じ。
モンスターケーブルのバイワイヤー接続である。
低音は良く出るが、その分高域が物足りない感じがする。
ただバランスはこんなものだと思う。

調音パネルを購入したのは、あまりにも部屋の状態が良くなかったからである。
低音が出すぎて、その上音がこもるのだ。
調音パネルの効果は確かに有り、
音のボン付きやこもりは少なくなったがどうにも気に入らない。
それで数ヶ月も試行錯誤してやっとスピーカーの横置きにたどり着いたのだ。
これが劇的で嘘のように聞きやすくなった。しかしどうにも低音が出なくなった。
この状態で1年程聞いていた。
調音パネルと壁との間は20センチ位は開いている。
東京写真オーデイオ バイワイヤリングは必須。
当初よりバイワイヤリングだったが、移動のためにコードが足りなくなりシングルで接続することに。
結果はさんざんであった。音に力がない。低音が出ない(ような気がする)。高音が出ない。
音がこもる。
家人が鋭く指摘。
コードが長いからだと思い前の状態に戻したが、スピーカーの位置が微妙に変ってしまい
元に戻せなくなったのだ。
東京写真オーデイオ
(2013年1月1日撮影)


1月の耳の手術のため一時中止。

押入れが開かないため
ラック中央よりにスピーカーを寄せる。
この状態だと当然ながら音はこもらない。

東京写真オーデイオ 2013年現状

スピーカーの真後ろに調音パネルの中心が来るように設定。
パネルと隣のスピーカー、ラックの距離によっても音が変るので
調整には丸三日ほどかかった。特にパネルとの距離が微妙で、
10センチはおろか数センチでも音が変るのでこれだけで一日が掛かった。
左右のスピーカーの位置関係(調音パネルに対し)は巻尺を使ってほぼ同じになるように設定をしている。

となりのスピーカーとの位置関係も音に影響するので、調整は簡単ではない

六畳だとリスニングポジション的に685の位置が丁度良い。KEFの位置だと離れすぎである。
ただ、寄せると685の音が変るので難しい。
B&W685は同シリーズでも最低価格に近い商品である。
現状ペアで6万円程度ではなかろうか。
しかしてなかなかに本格的なスピーカーだと思う。
恐らくはこのクラスのスピーカーを買うほとんどの人が、このスピーカーの能力を引き出していないのではと
思う。それほどに、このスピーカーはセッティングで音が変る。
取り分けドームツイターは素晴らしい。
となりのKEFもそれなりに良いのだけれども、現状の設定では685の方が高音が綺麗ではるかに良い音がする。
これは耳の良い家人も同様で、高音が綺麗と賛辞して止まない。
ケーブルを変更したこととパネルの調整が何よりと思われる。

最上ランクに805ダイアモンドがあるが、このスピーカーは取り分け高音が美しい。
先行きは是非とも使ってみたい物だ。
東京写真オーデイオ スピーカーとコードが接触しないように紐で浮かしている。
(たまたま紐がはずれてしまった状態)
東京写真オーデイオ 以前は電源コードを床から浮かしていたが、調整中のため
やむなく床にじか置きとなっている。コード類は原則床やラックなどに
触れないのが良い。

上に見えるのは調音ボード。
東京写真オーデイオ スピーカーコードを紐で吊るしている。写真では着いているように見えるが
実際は離れている。

音の影響を少なくするために、ラックはできるだけ壁に寄せている。
アンプの発熱は凄いが、サイドが開いているので問題はない。
東京写真オーデイオ 電源ボックスもインシュレーターをかまして浮かせている。
タップが足りないのでやむなくカセットデッキの電源はコンセントから取っている。
もちろん差込口は少ない方が良い。
調整のため頻繁にラックを動かすので、コードは床じか置きにしているが
以前は浮かしていた。調整が終われば浮かすつもり。
東京写真オーデイオアンプ DENON PMA-SA11

アンプはトランスと重量。それでこれに決定。30Kg近くある。

ミニマムな音量でも再生可能。使えば使うほどに良いアンプだなと思う。

東京写真オーデイオCD DENON DCD-SA11

アンプとペアのCDプレーヤー。アンプが決まればこれに流れで。

次元の違う音がすると思う。シリーズの6万円弱のCDプレーヤーも購入したが
効き比べしたくはない音である。
東京写真オーデイオセレクター ORB スピーカーセレクター。ターミナル間の間隔が狭いので接続には苦労する。硬い芯のコードや
バイワイヤリング用に二重にしている線の接続は大変である。アンプ非内臓なので劣化も少ないようだ。
アンプとの接続ももちろんバイワイヤー。なるべく短くしている。予算が足りなかったのでゾノトーンの
少し細めのケーブルをダブルで接続している。理屈的にはスピーカー用の太いバイワイヤーと同等に
なっている筈だ。
東京写真オーデイオデッキ 古いカセットテープがあるので再生用に購入。TEACらしい素直な音がする。
この他にラックの上にDENONのレコードプレーヤーがある。
またリスニングポジションの近くにはオープンリールデッキもある。
ただオープンリールデッキはさすがにヘッドの磨耗が感じられ、メーターの振れも接触不良で
悩みの種となっている。
東京写真オーデイオスピーカーKEF700 KEF Q700 我が家のメインスピーカーである。

しかし、現状ではB&W685を聞くことが多い。当初は高音がきつく感じられたが現在は大人しくなた。
低音用1、ドローンコーン2のシステムなので低音の量感は十分である。
中音部の張りはB&Wがしっかりしており、ボーカルでは明らかに差が出る。
どちらかと言えば端正な音かもしれない。

聞く時はどのスピーカーもサランネットを外して聞くが、これだけ高さがあるとサランネットをした方が
見栄えは良い。ただ原則外して聞くのが当たり前。サランネットの音に与える影響は少なくはない。

家にはこの他にもミニスピーカとブックシェルフスピーカーがあるが、いずれも外国製である。
三組がイギリス製であり、一組がデンマーク製。

865が良かったので、次に買うスピーカーもB&Wに決まりだと思う。


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