45歳定年を唱えた会社社長がいるそうな。 なんだそれ。 何たる思い上がりかと、思わず笑ってしまう。
この輩、人材の何かを全く分かっていない。 人材を人罪と勘違いしているようです。
こんな考えがトップなら、それこそ皆さんお辞めになった方が身のためになるでしょう。
45歳と言うのは会社に入って、そこそこ出来るようになって10年やら15年位なんですね。
その人材がいらないというならば、本当に会社は中身の薄いスカ会社になってしまいかねません。
屋台骨が骨太じゃなくて、割りばしにもなりかねないのですよ。
利益を追求する会社のトップは、往々にしてこの様な考えに陥りやすいです。 周りの人間が無能に思えてしまうのです。
ですから、比較的実力でトップにのし上がってきた御仁の陥る思考なのです。
そう思うなら、まずご自分が会社を去り肩書を捨てて再就職するべきでしょう。
62歳、もう立派な超過年齢じゃありませんか。 権力にしがみつくのは止めましょう。
まあ、有名になってからでは意味がありませんが。
普通の人の生活設計を考えたことがあるのか疑問に感じます。
45歳定年で、家のローンが安心して組めると思ってます? 45歳で無職になってローンはどうします?
45歳からの就職は、どんな能力があっても困難ですよ。 普通の会社は、頭でっかちは選ばれませんね。
このように、社員の生活基盤を全く考えない考えの経営者は、自らの首を絞めますよ。
使えない45歳以上に嘆くより、その方たちの能力を活用するのがベターでしょう。 そう出来ない事こそ、無能じゃありませんか。
こういう輩の考え方は、会社の信頼性を著しく失墜させますよ。 45歳以上は管理職で、基本仕事は部下任せ。
その風潮に業を煮やしたのでしょうね。 経営者は本当に、お金にシビアです。
欠落しているのは、現在の会社はそういう人たちが構築してきた事実です。 邪魔になってしまうのです。 不活性化した人に
お金を払うのがもったいなく思えてくるのです。 ある意味正論かも知れません。 本音ですね。
しかし、これは大きな勘違いをしています。 大企業を除けば、45歳からは不要な人材どころか
業務に欠かせない年齢となっています。役職に胡坐をかくのは大企業だけなんですよ。
大企業の陥る、その企業体質こそが問題でしょう。
中小企業や零細企業の人が聞いたら、それこそ総スカンを食らいますよ。
あんた、何様だとね。
庶民の心理からしたら、こんな会社の商品買うのよそうかなと思いますね。
今後はスーパーに行っても、会社名を確認するようになりますね。 私は。
これは高齢者が増えて、年金支出がかさみ年金減らそうと言う政府の論理と変わりません。
社員を大事にしない姿勢が、発言となってしまいました。 この会社、先行きが不安ですねえ。
この会社では45歳以上の人は、戦々恐々としますよ。 仕事の意欲が、ごっそりと抜けますよ。
大変な失言だと思いますが、世の中の経営者はそんな考えの経営者が大半だという事も事実ですね。
各々、ご油断召されるな。
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