東京写真PLUS ピアノ編
モーツアルトK310とトルコ行進曲に見る演奏者の違い 2022.2.6 |
№683
半年ぶりの更新ですが、練習はポチポチとやっていました。 最近、モーツアルトのK310番を改めて聞くことがあり、以前にも聞いたかなと思い調べたら2018年に記事にしていました。 旧記事はこちら。 こちらも。 練習するにあたり、この曲なら楽譜があるはずと思い探しましたが見当たりませんでした。 それで、楽譜を買いました。 購入後、一通りYouTubeで聞いてみましたが、この曲集の中ではやっぱりK310が一番と思いました。 この曲は比較的速い曲なので、演奏者による差が顕著に出ます。 速いだけに音符に追われると言うか、棒弾きになりがちな曲だと思います。 ですから、聞いていて疲れるケースも多々ありました。 トルコ行進曲も同様な感じがあります。 超一流の演奏家が弾くと、こうも違うのかと感じる事しきりですね。 モーツァルトは35歳の若さで世を去りました。 万年金欠で大変だったようです。 それが故に、曲作りには全身全霊を注いだと言われます。 ピアノは練習すればどんな曲でも弾けるようになる、しかし作曲は世界で私だけにしかできないものと言ったそうです。 音符を辿るのは、モーツァルトの心を辿ることなのかも知れませんね。
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