感染第一波、第二波の失敗が対策の失敗 2021.12
リスク管理の無さがコロナ対応の遅れになった
1月12日の東京都感染者は970人。 少ないように感じてしまうのが恐ろしい。 12月1日(火)372人 12月8日(火)352人、12月15日(火)460人、12月22日(火)563人、 12月29日(火)856人、1月5日(火)1278人、1月12日(火)970人と言う推移です。 年末から急に増加していますね。 さて、コロナ感染のバロメーターなるPCR検査ですが、PCR検査数グラフ(※ NHK資料)を見てみると、第一波の検査数が異常に低いことが分かります。 第二波においてもその傾向は変わりません。 第三波において検査数は、諸外国には及びませんが格段に伸びました。 検査数は累計で凡そ500万人です。 第一波の時は、既に諸外国では一日数万件にも及ぶ検査をしていましたが、政府は頑なに検査数を制限しました。 これは、検査数を増やすと爆発的に感染者が増えるので対応ができないとして意識的に抑えたのですね。 4月第一波の感染者数は全国で600人程度、東京都でも200人程度です。 思うに、これは氷山の一角であったのでしょう。 諸外国並みに第一波の時に検査を増やしていれば、現在同様7000人ぐらいの感染者は出ていたと推定されます。 政府は、コロナを野放しにしてしまったのです。 そのコロナが活性化し第二波が起こっても、緊急事態宣言を拒否しました。 それが二番目の失敗です。 コロナを増殖してしまったのです。 安部元総理とコロナ担当大臣により、コロナが拡大蔓延したと言っても良いでしょう。 第二波までは、大都市のみの拡大で都道府県のうち半数は感染者ゼロでした。 ところが現在では全ての都道府県に感染が広がっています。 この全国規模の拡大の原因は、全国規模の人の移動が原因となります。 政府の、GoToトラベルキャンペーンがその要因ですね。 第三波と完全に一致します。 政府の目論見は外れっぱなしで、全国規模で行動規制を掛けない限り感染を抑え込むことは出来ません。 何度も言いますが、飲食業だけがが感染爆発の主たる原因ではありません。 偏に人の移動です。 感染連鎖を断つことが、何よりも重要だと思います。 行動力のある若い人の協力なしには、コロナは抑えられません。 1月12日東京都感染者 970人 火曜日として過去2番目
全国感染者数推移
※ 集計時刻により差が出ます。 収集したデータは正確さを保証するものではありません。 |